馬の適正レースとは?
今回馬の適正レースについて書いて行きたいと思います。
まず、始めに芝について説明していきたいと思います。
日本の芝は、世界でもとても軽い分類に入ります。
・サンデーサイレンス系の「瞬発力」がある馬が良いとされています。
ヨーロッパの重い芝
・サドラーズウェルズ系の「スタミナ」「持久力」がある馬が良いとされています。
アメリカの芝
・ミスタープロスペクター(ミスプロ)系の「パワー」「持久力」がある馬が良いとされています。
オーストラリアの芝(世界で最も重い芝)
・オーストラリアの一流血統(キンシャサノキセキ)(コマンズ)(スニッツェル)など
次にダートの説明をしていきたいと思います。
・ダートとは、芝よりも重いという風に思って、いただけたら良いと思います。
基本的に砂なので、砂浜だと思って下さい。
ダートはスタミナがかなり消費されると覚えといて下さい。
馬というのは、体重によって得意なレースが決まってきます。
・体重が軽いとスピードが上がるが、スタミナが下がる。
・体重が重いとスピードが下がるが、スタミナが上がる。
当然ダートは体重が重い馬が多いという事になります。(500kg前後)
それぞれ馬ごとにベスト体重があるので、過去レースから分析し、一番速く走っているレースがベスト体重と言える。
例えば、雨が少し降っていたとしたら、砂は雨によって硬くなります。
つまりこういう場合、通常のダートよりスタミナ消費が少ない為、
芝よりの馬が来る可能性が高くなるという事になります。
こういった馬場状態も把握して馬券を買う様にしましょう。
馬場状態は、「良・稍重・重」の様に右に行けば行くほど状態が悪いという事になります。
次に距離適性というのがあります。
これは、基本的には、血統からだいたいの距離適性が分かります。
母・父が短距離馬だとしたら、当然子も適性は短距離になりやすいです。
馬によっては前走1800Mから1600Mの距離短縮を行うと、走る馬だったり、逆の距離延長で力を発揮する馬がいるので、違う記事で詳しく書いていきたいと思います。
次に斤量について説明していきたいと思います。
基本的に斤量とは、(負担重量)ハンデの様なもので、「1斤量は0.6kg」速い馬などはジョッキーがその重さになる様に服やプロテクターや馬具などでその重さになる様に調節する事になっている。
斤量=騎手の体重+騎手が身に着けているもの
となっている。
斤量は55kg~60kgくらいだと思っていて下さい。
馬からするとそこまで重要な要素に感じられないかもしれないがコンマ何秒とかを競う競技なので、ハナ差の決着で2着なら斤量が軽ければ1着になっていた可能性が高いという事が言える。
ただ個人的には馬体重と枠順の方が大事と言える。
枠順の有利、不利は今度別の記事で書いて行きたいと思います。
今回はこの辺で終わりにしたいと思います。
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